ブランドに対する関心やこだわりが薄く、ブランドの嗜好性よりも価格やシェアなどを理由に選ばれているブランド群が主なベーシックデータと言える。
周りを囲む8つのステージのほぼ中央に位置しており、周囲からのトレンドの影響を最も受けやすい。
ほかの8つのステージの中央に位置するこのステージは、ブランドが持つさまざまな価値に対するこだわりが極端に薄く、最も流行の影響を受けやすい。大きなブームやヒット商品が現われると、こぞってそれに追随する傾向が強い。ファッションの場合では、一時的にまったくスタイルが変わってしまうこともある。
マスメディアによって情報や流行を知り、それを追いかけている。みんなが知っていたり、持っているようなものに安心感や親近感を感じやすい。得てしてブランドが好きかどうかよりも、価格やシェアなどの情報が安心感などと結びついて選択される場合も多い。
9つのステージの中で2番目に大きなグループで、平均年齢は30代中頃、比較的若い層多いグループ。大きなグループだが、平均世帯年収は9ステージ中8番目。
コンバースやオリエンタルトラフィック、GU、グローバルワーク、ローリーズファームなど、低価格で広く支持されているブランドを好む。
そのほかに、爆発的流行を経て、もはやAWシーズンの定番アイテムとして定着したUGGなどのブランドが、彼らに受け入れられている。
ニンテンドー3DSのゲーム機、LINEツムツムやモンスターストライクのようなヒットコンテンツも、彼らはよく利用している。
TVを信頼しており、最もTVの影響を受けやすいグループの一つといえる。また、口コミやコミュニティサイトへの信頼度も高く、SNSを利用している割合も高い。新商品の情報をチェックしたり、自分が欲しいと思えるものはそれほどないが、人が持っているものが気になって欲しくなるなど、周りの人に影響されやすい傾向を持つ。また自分から積極的に情報を発信することも少ない。